リダクションとリエゾンのダブルパンチ!
文末につく isn’t it? doesn’t it? はご存じ「付加疑問文」と呼ばれるもので、「~だよね?」と相手に念を押すようなニュアンスです。
日常会話でも頻繁に使われるこれらの表現ですが、実はその発音には意外な落とし穴があるので、今日はそのあたりについてお話します。
平均的な日本人の発音は?
まず、平均的な日本人の典型例として、isn’t it?を「イズンティット」とisn’tの最後のtを、同様にdoesn’t itを「ダズンティット」とdoesn’tの最後のtをはっきりと破裂させてしまいます。
これは間違ってはいないし、通じるか通じないかで言えば通じる発音です。
ネイティブの発音は?
しかし、ネイティブがどのように発音しているかと言えば、isn(‘t)it? doesn(‘t)it?とn’tのtの音を脱落(リダクション)させているのです。
さらに、真ん中のtが落ちることで、isnのnとitのiが、doesnのnとitのiが連結(リエゾン)をします。結果的にisn(‘t)it?は「イズニット」、doesn(‘t)it?は「ダズニット」といった具合に「ニ」の音がでてくるのです。
isn’t it? doesn’t it? 発音のまとめ
- isn(‘t)it? doesn(‘t)it? ともに真ん中のtが脱落する。この現象をリダクションと呼ぶ。
- さらに、残ったnとiが連結して「ニ」という音を作る。この現象をリエゾンと呼ぶ。
- 結果的に、イズニット、ダズニットという発音になる。
by Mogu
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