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英会話上達のヒント

ビジネス英語なんて存在しない

ビジネス英語とは何か?

日頃、何となくわかったつもりで使っている「ビジネス英語」というフレーズですが、その定義を正確に答えられる人は案外少ないかもしれません。漠然とビジネスシーンで使われる英語と理解している人が多いようです。TOEICはビジネスで使われる英語力を試すテストなので、TOEICに頻繁に出てくるような英語をイメージしている人も少なくないでしょう。

確かに、友達や家族と話す時とはちょっと違った丁寧な言い回しをしたり、ビジネスで使われるメールのフォーマットがあったりしますが、それをもってビジネス英語というのであれば、ビジネス英語というものは意外と数としては少ないのではないでしょうか。むしろ広大な英語の世界の、ほんの小さな街角くらいの領域でしかないと言えます。

ビジネス英語など存在しない

だから、あえて言いましょう。「ビジネス英語」などというジャンルは存在しません。それはあくまで英語なのです。むしろ、ビジネスマンが英語を学ぶ際に、ひとつの標語のような機能をしているのが「ビジネス英語」というフレーズなのだという理解でいいでしょう。

「ビジネス英語」=社会人が働き始めて英語を学び直す際の「標語」

ビジネスマンに求められているものは英語の基礎力

英語が苦手だとか、伸び悩んでいると感じているビジネスマンにとって本当に必要なものは、取引の場でのかしこまった挨拶の仕方でもなければ、Attahced please find a file.のような独特なメールでの表現でもありません。そんなものは、「ビジネス会話フレーズ集」や「ビジネスメール定型文」の本を一冊ずつ読むかネットで調べるだけで十分です。

あえて声を大にして言いましょう。ビジネスマンに必要な英語学習は英文法や発音を基礎からきちんと学び直す基礎学習と、実際の会話の練習を併用して交互に繰り返していくことです。これでビジネスに使える英語は身に付きます。

なぜなら、決まったフレーズだけを繰り返して勝ち取れる商談などこの世に存在しないからです。自ら考え、その場で臨機応変に相手と英語で会話を重ねることができる技術を身に着けることがビジネスマンに求められていることであって、それこそが本当の「ビジネス英語」なのです。

この記事の要点

「ビジネス英語」とは実態のない標語のようなもの。あえて言うならばビジネスの場で使われる丁寧表現やビジネスのメールで使われる定型表現がそれにあたる。本当のビジネスマンにもとめられている英語は、自分の考えを自分の言葉で表現できる英語力。それには英文法や発音などの基礎力と、英会話のレッスンを交互に繰り返す練習が必要。

by Mogu
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