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英会話上達のヒント

「お腹がすいた」「お腹が減った」の英語表現

「hungry」だけじゃない!いろいろな言い方を使い分けよう!

 

こんにちは。

突然ですが、今、お腹がすいていますか?

 

今回は「お腹がすいた」「お腹が減った」の英語でのいろいろな表現方法を解説しましょう。

よく知られている「hungry」以外にも「え?こんな言い方もあるの!?」というフレーズも登場しますので、お楽しみに!

 

以下、「『お腹がすいた』『お腹が減った』の表現あれこれ」と、英語でよく登場する「動物に関連する単語を使った表現」の2つの項目に分けて、それぞれ紹介していきます。

ぜひこの機会に覚えて、英語の表現力をアップしてくださいね。

「お腹がすいた」「お腹が減った」の表現あれこれ

ひとことで「お腹がすいた」「お腹が減った」といっても、ちょっとだけすいているのか、あるいはものすごくすいているのか、その時その時によっていろいろと状況は違いますよね。

そこで、ここでは「小腹がすいた」という「peckish」、普通に「お腹がすいた」という意味の「hungry」、「ものすごくお腹がすいた」あるいは「餓死しそうなぐらいお腹がすいた」という意味の「starving」「famished」「ravenous」について、例文とともに説明していきます。

 

peckish

イギリス英語で「小腹のすいた」という意味の形容詞です。ちなみにアメリカ英語だと「怒りっぽい」という意味になります。

イギリス英語とアメリカ英語で意味がまったく違うように感じますが、お腹がすくと怒りっぽくなったり、イライラすることもあるので、実はつながっているのかもしれませんね。

 

I was feeling peckish while watching the movie.

(私は映画を見ている間、少しばかり空腹を感じていました。)

 

hungry

「お腹がすいた」というと真っ先に思い浮かぶのが形容詞の「hungry」ではないでしょうか。定番表現とも言えそうです。

 

Are you hungry?

(お腹すいている?)

 

お腹がすく時は、「だんだん」とすいてくることもあります。

「だんだんお腹がすいてきた」という時には「get」を現在進行形にした「is (are) getting」がよく使われます。

 

I’m getting hungry.

(だんだんお腹がすいてきた。)

 

starving

「starving」は、お腹がすいて死にそうだ、というようなニュアンスを含んだ形容詞です。日本語と同じように「死」=「death」という言葉を一緒に使うことがあるのも面白いです。

 

I’m starving. What’s for dinner?

(おなかペコペコだよ。晩ご飯は何?)

 

I’m starving to death.

(お腹が減って死にそうです。)

 

famished

「famished」は、やや古い言い回しです。「すごくお腹がへって」や「飢えて」といった意味の形容詞です。

 

He must be really famished after the long flight.

(彼は長いフライトの後だから、本当にお腹がすいているに違いない。)

 

ravenous

ものすごくお腹がすいているという意味の形容詞です。「極度に空腹な」「飢えている」という訳もできます。

 

We were all ravenous because we worked all day without meals.

(食事なしで一日中働いていたので、私たちは皆極度に空腹でした。)

 

 

動物に関する単語を使った表現

「お腹がすいた」「お腹が減った」という意味を表す英語表現には、ウマやオオカミなどの動物を示す単語を使ったものがあり、日常会話でもよく聞かれます。一種の比喩表現ですね。こういうフレーズをさっと使えると場の雰囲気が明るく楽しくなるかもしれません。

 

I could eat a horse!

「I could eat a horse!」は、「とってもお腹が空いている!」という時に使います。

直訳すると、「ウマだって食べることができるかもしれない」です。つまり「馬を一頭丸ごと食べることができるぐらいにお腹がすいている」という意味です。

 

A:Hi! Good morning! How’s it going?

(おはよう! 調子はどう?)

B:Ok! But I skipped breakfast. So, I could eat a horse!

(いいよ、でも朝食抜いちゃってさ。腹ペコなんだ!)

 

Hungry as a wolf.

「〜のようにお腹がすいている」という「hungry as〜」ですが、「〜」の部分に「wolf」を入れると「オオカミのように飢えている」という直訳になり、「ものすごくお腹すいている」という意味になります。

「wolf」の部分に、「bear(クマ)」「lion(ライオン)」「nanny goat(メスのヤギ)」など別の動物を入れて表現することもあります。

 

A:I’m hungry. Shall we grab some dinner?

(お腹すいた。ちょっと夕食食べに行かない?)

B:Sounds good! Actually, I was busy and missed lunch. Hungry as a wolf. I’m up for a big hamburger.

(いいね! 実は、忙しくてランチを食べ損ねたんだ。お腹ペコペコだよ。でかいハンバーガーがいいな。)

まとめ

いかがでしたか。

今回は「お腹がすいた」「お腹が減った」のいろいろな英語表現を、「『お腹がすいた』『お腹が減った』の表現あれこれ」と、英会話の中でよく登場する「動物に関連する単語を使った表現」という二部立てで紹介しました。

 

掲載した例文はどれも短いものばかりですので、英語表現力のアップのためにもぜひ何度も音読して、覚えて使ってくださいね。

「hungry」以外の「お腹がすいた」「お腹が減った」表現を状況に合わせて使えるようになると、英会話がさらに楽しくなること間違いなしです。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。

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