英会話上達のヒント

「イヌ(犬)」の英語表現あれこれ


ネット上でよく見かける動物スラング

 

Twitterなどを見ていると、日本語の場合、「イヌ」のことを「イッヌ」、「ネコ」のことを「ヌコ」などと書いてあったりします。

これはもちろん正式な言葉ではないですし、辞書にも載っていません。

文字をちょっと変えたり、音を面白くしたりしている、言葉の遊びの一種ですね。

そして実は、英語にもこれと同じような現象があります。

例えば日本語の「イヌ」は英語では「dog」ですが、他にもいろいろな呼び方があり、それらの中には辞書には掲載されていないものもあります。

 

英語の単語の中で、普通の辞書には載っていないものの多くはスラング(俗語、卑語)と呼ばれるものです。最近ではSNSから誕生するものも多いようです。

辞書になくても日常会話ではよく使われていたりします。

 

今回はインターネットから登場したものも含めて、「dog」(イヌ)のいろいろな言い方を取り上げてみたいと思います。

インターネットではよく見かけるものばかりなので、ぜひ覚えてくださいね。

 

また発音も併記しますが、便宜上カタカナで書いています。

 

doggy/doggie

「doggy」は日本語では「わんちゃん」などと訳されることが多いようです。イヌを指す幼児語とも言われています。

形容詞としての使い方もあり、「イヌのような」「イヌ好きな」という意味になります。

発音は「ドギィ」です。

また「doggie」と書くこともあり、これは「doggy」と同じ意味です。

 

It’s not my day today! I got doggy poopy on my shoe!

(ついてない! イヌのフンを踏んでしまったよ!)

 

My doggy is like a daughter to me.

(私の愛犬は、私にとって娘のような存在です。)

 

Can you get me the doggie shampoo?

(イヌ用シャンプーを取ってくれますか?)

 

ちなみに「doggy bag」は、レストランなどで食べ残した料理を持ち帰るための袋のことです。海外のレストランでは、食べ切れないものは持ち帰るというのはとても普通のことです。レストランもそのための袋を用意しています。ただし、店によっては有料の場合もあります。

また「bag」に加えて「box」もあり、「doggy box」で「持ち帰り用の容器」という意味になります。

 

Would you like a doggy bag?

(お持ち帰り用の袋が必要ですか?)

 

Can I get a doggy box?

(持ち帰り用の容器をもらえますか?)

doge

2013年頃から広くインターネットで流行したのが「doge」です。「ドージ」と読みます。

ちょっぴりマヌケで愛らしいイヌという意味で使われたり、イヌの面白いインターネットミーム画像のことを指す時に使われたりします。インターネットミームとは、ネット上で広がっている面白いネタのことです。

 

Hey, look at this cute doge.

(ねえ、このかわいいイヌ見てみて。)

 

doggo

英語の辞書では、イギリス英語のスラングとして「身をひそめて」という意味で載っていますが、2015年頃からSNSで「イヌ」という意味でよく使われるようになったといわれているのが「doggo」です。「doge」の後に続いて流行した言葉というようにも捉えられています。

 

この「doggo」にも「doge」と同じように「ちょっぴり間抜けで愛らしいイヌ」というニュアンスが含まれています。

そのまま日本語にして「ドッゴ」とよくカタカナで書かれていますが、英語だと「ドゴゥ」という発音になります。

 

An adorable doggo is playing in a pool.

(かわいらしいイヌがプールで遊んでいます。)

 

Please watch out! The doggo is so feeble.

(気をつけて! そのイヌはとっても弱っているの。)

 

pooch

主にアメリカで使われている、「イヌ」を表す言葉です。「プーチ」という風に発音します。

以前筆者が海外取材に出かけた時に、公園に緑色の箱が設置されていて、そこに「POOCH BAGS」とありました。「イヌのウンチ袋」という意味で、飼い主がイヌのフンを片付ける袋を持ってくるのを忘れた時に自由に使っていいというものでした。

 

His little pooch is very sweet!

(彼の小さいワンちゃんはとってもかわいいわ!)

 

pupper

英語で「子イヌ」は「puppy」「pup」などと言いますが、スラング表現で「pupper」という言い方もあります。

日本語にする場合、「子イヌ」のほかに「わんちゃん」「わんこ」などと訳されたりします。

「パパー」と読みます。

 

Look! A small adorable pupper is coming!

(見て! 小さくてかわいい子イヌがやってくるわ!)

 

余談ですが、「pupperware(パパーウェア)」というイヌ用品もあります。ドッグフードなどを保存するのにも使える、プラスチックの容器です。基本は何にでも使える容器なのですが、骨の形にデザインしたものなど、イヌを意識した商品を「pupperware」と呼んでいるようです。

子イヌの「pup」と食品保存用のプラスチック容器である「Tupperware(タッパーウェア)」をかけ合わせたものです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?

今回は「dog」だけじゃない、いろいろなイヌの英語表現をご紹介しました。

主にSNSなどで誕生し広まったものが多く、辞書には掲載されていないものもあります。

インターネットのニュースサイトなどでもよく使われているので、ぜひ覚えてくださいね。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。


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