英文法

目的語に「to不定詞」だけをとる動詞

自分の気持ちや願いを伝える時によく使う

 

「動詞の目的語」というのは、その動詞が表す動作などの対象になるもののことです。例えば「I bought a book.(私は本を買いました)」の場合、動詞「bought」の目的語は「a book」です。通常、動詞のすぐ後に来る言葉ですね。

 

この目的語になれるのは名詞や代名詞です。加えて「名詞と同じ働きをするもの」も目的語になることができます。具体的には「動名詞」「to不定詞」「that節」「wh名詞節」などです。

 

そして、動詞には、普通の名詞等に加えて、「to不定詞と動名詞の両方を目的語にできるもの」と「いずれか一方のみを目的語にできるもの」があります。

 

「いずれか一方のみを目的語にできるもの」のうち、「動名詞だけを目的語にとる主な動詞」については別のブログで説明していますので、参考にしてみてください。

 

今回は「to不定詞だけを目的語にとる主な動詞」について解説したいと思います。

to不定詞だけを目的語にとる主な動詞18選

「動名詞」と「to不定詞」のうち、「to不定詞だけを目的語にとる主な動詞」には以下のようなものがあります。

 

agree:〜することに同意する

decide:〜することに決める

desire:〜したいと望む

determine:〜しようと決意する

expect:〜することを予測する

hope:〜することを望む

intend:〜するつもりである

learn:〜することを学ぶ

manage:どうにかこうにか〜する

mean:〜するつもりである

offer:〜しようと申し出る

plan:〜するつもりである

pretend:〜するふりをする

promise:〜すると約束する

refuse:〜するのを断る

seek:〜しようとする

want:〜したい

wish:〜したいと思う

 

 

ちなみに「動名詞だけを目的語にとる動詞」には「メガフェプス」などという語呂合わせの覚え方がありますが、こちらの不定詞の場合は、まだそういったものはないようです。

 

しかし、「to不定詞だけを目的語にとる主な動詞」を見ていると共通点が浮かんできます。

 

どの単語の意味にも、望んでいること、計画すること、願うこと、約束したり、期待したりすることなどのニュアンスが含まれています。

 

「to」には「ある方向に向かっていく」という未来的な性質があるので、なんとなくそのような感じが読み取れると思います。

 

このようなことを念頭においておくといいでしょう。

 

 

比較的短い例文を何度も繰り返して覚えましょう。

では次に例文を見ていきます。

比較的短い例文を挙げます。

ぜひ何度も繰り返して読んでみてください。

 

agree:〜することに同意する

 

We agree to pay $1 million in damages.

(当社は1億円の損害賠償を支払うことに同意します。)

 

decide:〜することに決める

 

I have decided to go on a picnic.

(私はピクニックに行くことに決めました。)

 

desire:〜したいと望む

 

He desired to have good results.

(彼は良い結果を出すことを望んだ。)

 

determine:〜しようと決意する

 

I determined to succeed as a singer.

(私は歌手として成功するということを決心した。)

 

expect:〜することを予測する

 

We never expected to receive such high praise.

(我々はあんなに大きな称賛を得るとは予想しなかった。)

 

hope:〜することを望む

 

I hope to come back again here.

(またここに戻れることを願っています。)

 

intend:〜するつもりである

 

I didn’t intend to hurt him.

(彼の感情を害するつもりはなかったんです。)

 

learn:〜することを学ぶ

 

I learned to be a better person at school.

(私は学校でより良い人になることを学びました。)

 

manage:どうにかこうにか〜する

 

I managed to catch the last bus.

(最終バスにどうにか間に合った。)

 

mean:〜するつもりである

 

I didn’t mean to hurt her.

(彼女を傷つけるつもりはありませんでした。)

 

offer:〜しようと申し出る

 

We offered to conduct a study.

(我々は調査を実行することを提案した。)

 

plan:〜するつもりである

 

We plan to appeal a ruling.

(我々は控訴するつもりである。)

 

pretend:〜するふりをする

 

He pretended to be a customer.

(彼は客のフリをしていた。)

 

promise:〜すると約束する

 

I promise to pay you back.

(お金はお返しすると約束します。)

 

refuse:〜するのを断る

 

I refuse to give up hope.

(私は望みを捨てようとはしない。)

 

seek:〜しようとする

 

We have sought to expand our rights in the company.

(我々は会社の中での権利の拡大に努力してきました。)

 

want:〜したい

 

I really want to know more about him.

(彼のことをもっともっと知りたい。)

 

wish:〜したいと思う

 

He wishes to thank you.

(彼はあなたにお礼を言いたいと思っている。)

 

 

まとめ

いかがでしたか。

今回は、「to不定詞だけを目的語にとる主な動詞」について解説しました。

これらの動詞のうちその多くが、「望んでいること」「計画すること」「願うこと」「約束すること」「期待すること」などの意味を持ちますので、自分の気持ちや誰かの気持ちを表したい時に役立つこと間違いなしです。

でも、結構たくさんあるので、私は付箋に一つずつ書いて部屋のあちこちに貼って覚えるようにしています。

皆さんもいろいろと工夫をしてみてください。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。

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