英会話上達のヒント

crossを使いこなしてみよう


crossの意味

 

ニュース動画が好きで英語の勉強も兼ねてよく見ています。

今回、以下の2つの文を見かけました。

 

<例文1>

A stray dog has been putting safety first by helping a group of schoolchildren cross a busy road.

※引用:「Dog helps children cross the street」(The Sun)より

 

<例文2>

Bengal cross Teddy grooms his canine friend Albi while lying down in bed.

※引用:「The cutest cat and dog duo you’ll ever see」(The Sun)より

 

両方の文に「cross」という単語が入っています。<例文1>の訳例は「一匹の野良犬が、学校の児童たちが交通量の多い道路を渡るのを助けることで、安全第一を実施していました」。<例文2>の訳例は「ベッドに寝転びながら、ベンガル雑種ネコのTeddyがイヌの友達のAlbiの毛づくろいをしています」。

 

つまり<例文1>の「cross」は「渡る」、<例文2>の「cross」は「雑種」という意味になります。

 

「渡る」という意味だけを理解していた私は、「雑種」という意味があることに衝撃を受けました。

 

気になって辞書を見るといろいろな意味や意外な意味もあります。そこで今回は、「cross」についてまとめてみたいと思います。

動詞の「cross」

「cross」の動詞の意味はたくさんあります。自動詞と他動詞のそれぞれの意味と例文を一部紹介しましょう。

 

【他動詞】

・〜を横切る、横断する、渡る

 

He crossed the street.

(彼は通りを渡った。)

 

・道路などが他の道路と交差する、橋などが川にかかっている

 

The bridge crosses the Mogami river.

(その橋は最上川にかかっている。)

 

・ゴールラインを切る

 

She crossed the finish line 15 meters ahead of second place.

(彼女は2位を15メートル引き離してゴールした。)

 

・脚や腕、指などを組む

 

Our boss was sitting with his legs crossed

(ボスは足を組んで座っていた。)

 

・植物や動物を異種交配する、掛け合わせる

 

What do you get if you cross this and that?

(これとあれを掛け合わせたら何になるでしょうか?)

 

・表情・考えなどが、顔や心をよぎる

 

Sadness crossed their faces.

(悲しみの表情が彼らの顔をよぎった。)

 

・人を怒らせる、不機嫌にさせる

 

I think you had better not cross your parents.

(両親を怒らせない方がいいと思う。)

 

・恋がやぶれる、失恋する

 

I was crossed in love.

(私は失恋した。)

 

・バツ印を付ける

Please cross the box if you do not want newsletters.

(ニュースレターが不要の場合はチェックボックスにバツ印を付けてください。)

 

【自動詞】

・渡る、横断する

 

We crossed from Mexico to San Diego by bus.

(我々はメキシコからサンディエゴへバスで渡った。)

 

・2つの線などが交差する、交わる

 

The two railroads cross there.

(2本の線路はそこで交差しています。)

 

・手紙が行き違いになる

 

Your letter and mine crossed in the mail.

(あなたの手紙と私の手紙が行き違いになった。)

 

 

名詞の「cross」

名詞の「cross」は、「十字架」「はりつけ台」「十字架の形をしたもの」「×印」などの意味があります。

他にも、「異種交配動植物」「雑種」「混合物」「中間物」といった意味があります。

「the Cross」と、「the」がつき「C」が大文字になると、「キリストが処刑された十字架」「キリスト教」「南十字星」「十字形の勲章(紋章)」などの意味になります。

 

I have a beautiful silver cross.

(私は美しい銀の十字架のペンダントを持っています。)

 

My mule is a cross between a horse and a donkey.

(私のラバは馬とロバの混血です。)

 

OK, let’s put a cross on the map.

(わかりました! 地図に×印を付けましょう。)

 

 

形容詞の「cross」

「cross」は形容詞として使われる場合もあります。

「反対の」「逆の」「相互の」「異種交配の」というような意味があります。

 

He lied in the cross examination.

(反対尋問で、彼は嘘をついた。)

 

また、「怒って」「不機嫌で」という意味もあります。これはイギリスでよく使われています。

 

I am very cross.

(私はとても怒っています。)

 

I am cross with you.

(私はあなたに怒っています。)

 

 

まとめ

いかがでしたか。

「cross」にもいろいろな意味があり、また意外な使い方をする場合もあることがおわかりいただけたと思います。ここに紹介していない使い方や意味もあります。ぜひ、調べて、いろいろな意味をマスターしてみてくださいね。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。


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