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英検1級のレベルと試験対策

英検の最高峰!1級合格を目指そう!

 

英検1級のレベルと対策

英検®︎といえば、日本で一番有名な英語資格のひとつで、5級、4級、3級、準2級、2級、準1級、1級と、レベル別に7つの級に分かれています。スコアではなく、合否で結果が決まるため、習熟度を確認するためのマイルストーンとしても利用できる試験です。

 

今回は、英検1級のレベルや効果的な対策方法をご紹介します。

 

英検1級の試験内容と問題のレベル

英検1級のレベルは「大学上級程度」

目安は「広く社会生活で求められる英語を十分理解し、また使用することができる」レベルで、必要語彙数は10,00015,000語程です。

 

英検1級は入試優遇や単位認定、留学で活用できるだけではなく、言語系唯一の国家資格である通訳案内士試験で筆記試験が免除になるなど、幅広く活用することができます。

合格率10%余りの難関資格であり、幅広い英語の知識はもちろん、社会的なトピックに対して自分の意見を正しい構成で述べられるアウトプット力も必要になります。

TOEIC L&Rテストで900以上のスコアを持っている場合でも、それに伴う発信力がなければ合格が難しいというのが実情です。

 

英検1級は一次試験(筆記とリスニング)、二次試験(面接形式のスピーキング)に分かれています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

英検1級 一次試験

 試験時間:筆記(100分)リスニング(約35分)

 

場面:家庭、学校、職場、公共施設、電話、アナウンス、講義など

話題:社会生活一般、文化、歴史、芸術、教育、科学、自然・環境、医療、テクノロジー、ビジネスなど

 

リーディング(すべて4択)

・語句の空所補充(短文・会話文):25問

・長文語句空所補充(説明文・評論文):6問

・長文内容一致選択(説明文・評論文):10問

ライティング(英作文)

指定されたトピックについて英作文(200~240語程度目安)を書く。

 

リスニング(4択)

・会話の内容一致選択:10問

・文の内容一致選択(説明文):10問

・Real-Life形式の内容一致選択:5問

・インタビュー形式の内容一致選択:2問

 

英検1級 二次試験

 試験時間:10分

形式面接委員2人対1の面接

 

題材:社会性の高い幅広い分野の話題

 

・自由会話

・スピーチ(2分)

・スピーチの内容はトピックについての質問

 

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英検1級レベルの勉強法・対策

 英語系の最難関資格といわれる英検1級に合格するために、今回は下記に絞って対策をご紹介します。

 

大問1対策

社会的なトピックに対するアウトプット力を鍛える

 

それぞれ見ていきましょう。

 

英検1級レベル 大問1対策

英検1級対策を始める時、大問1の語彙選択問題のレベルの高さに圧倒されてしまう受験者は少なくありません。

準1級と比べても語彙の難易度の差は明らかで、英検1級に合格するためには大問1対策は避けて通れないといえます。

また、似たような綴りで異なる意味の単語も増えるため、なんとなく意味がわかる程度では、なかなか正解に結びつきません。

 

そこでおすすめしたいのが、単語帳、アプリ、大問1の過去問の併用です。

英検1級のための語彙学習で効果を出すために、二段階に分けて行います。

詳しく見てみましょう。

 

単語帳とアプリでインプット強化

単語を覚えようとするとき大切なのが、一度に覚えようとするのではなく、何度もその単語に触れることです。同時に、同じ単語を、文字、音、イメージなど異なるチャンネルでインプットすることにより、より定着が深まります。

単語帳とアプリは英検1級に特化した教材で、自分で使い易いものを選びましょう。

単語帳は1日に覚える個数を決め(何度も繰り返すために、1日50個以上目安)発音を確認しながら意味を覚えます。翌日はこれまで覚えた範囲を確認してから、当日の範囲に入ります。

アプリは移動時間や寝る前など隙間時間に進めます。頑張って覚えようとするのではなく、クイズ形式などを使って、ゲーム感覚でやっていきましょう。

単語帳とアプリを併用していると、どちらかで見たことのある単語がたくさん出てきます。なかなか覚えられない単語も「これどこかでみたことある」という体験を繰り返すうちに、自分の知識として定着していきます。

 

大問1過去問で実践力養成

ある程度単語のインプットが進んだら、過去問を使って実践力をつけていきましょう。

文中にあればなんとなく意味がわかる単語でも、4つの選択肢から正解を選ぶ場合には、間違えてしまうことがよくあります。

できれば、セットの過去問ではなく大問1向けの問題集を使いましょう。繰り返し、多量の問題に触れることができるからです。

問題を解き、わからなかった単語は解答で意味を確認するという流れで、あまり時間をかけずにどんどん解いていきます。

正答率が7-8割になったら、自分の苦手な範囲など、他の対策に移りましょう。

単語の知識が増えることで、長文やリスニングも解き易く感じるはずです。

 

社会的なトピックに対するアウトプット力を鍛える

 ライティングやスピーキングが苦手な場合、英検1級合格のためにしっかり準備をする必要があります。今回は二つ方法をご紹介します。

 

複数のテーマについてすぐに言える意見+理由を用意しておく

ライティング、スピーキングともに、導入・主張→理由1→理由2(→理由3)→結論の流れは変わりません。

英検1級のライティングとスピーキングのトピックは、政治・経済、教育、環境、医療、テクノロジー、文化など、社会的な話題から出題されるため、これらのテーマに対してその場で自分の意見を構成する必要があります。

アウトプットに慣れていない場合は、英検1級で出題されそうないくつかのテーマについて、自分の意見のピースを複数用意しておきましょう。

たとえばテーマとしてSNSを挙げると、プラス面、マイナス面、規制の必要性などについて、一段落分(50-60語程度)の意見のピースをつくります。

自分が意見を持ち易い5つくらいの分野で、20個程度の意見ピースを用意しておきましょう。

その後は、意見のピースを組み合わせながら、予想問題のトピックでライティングの練習をします。一本のエッセイを20分くらいで書くことが目標です。

スピーキング対策としては、意見のピースを自分の言葉として言えるまで、声に出して練習します。

実践練習をする

意見のピースをスムーズに言えるようになったら、スピーチをつくる練習をしましょう。ピースを組み合わせながら、時間を計ってやってみます。

意見のピースを使い回すコツがつかめれば、一から正しい構成でスピーチをつくるより、ずっと楽に組み立てられるようになります。

ある程度スピーチを形にすることができるようになったら、オンライン英会話を利用して英語ができる人にモニタリングしてもらってください。コメントをもらって、次に生かすことを重ねましょう。

普段英語で会話することになれていない場合、英語で意見をいえる実力を持っていても、本番では緊張してしまうこともあります。

オンライン英会話を使えば、スピーチの内容を改善できるだけでなく、場慣れの機会としても利用できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、英検1級のレベルと対策法をご紹介しました。

英検1級は、合格すればさまざまな場面で活用することができ、難易度は高いですが、十分に目指す価値のある資格です。合格を達成したときの満足感や、養った実力は代え難いものがあります。

今回の記事が、あなたの英検1級対策の参考になりましたら嬉しいです。

 

英検準1級レベルが知りたい方

英検準1級のレベルと対策

 

By Eli
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ライターEliのプロフィール
英語力ゼロでアメリカ留学後、独学4ヶ月でTOEIC800越えを達成。大学卒業後は、翻訳、海外事務に従事。現在は英語講師として、幼児から社会人まで、英会話から大学受験までの指導にあたる。TOEIC970。

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