英会話上達のヒント

話し手の気持ちを表す副詞や副詞句、副詞節


文頭でよく使う言葉

 

副詞は文頭、文中、文末のどこにでも来る可能性があります。その語句の意味や文脈によって適切な場所が決まってきます。

今回は話し手の気持ちを表す副詞や副詞句、副詞節を紹介します。これらは文の最初に来て、文全体を修飾することが多いです。

またこの場合の特徴としてコンマ( , )がつくのが一般的です。これが評価や態度を表すサインにもなります。

 

「死んだの?死ななかったの?構文」

「文の最初にくる副詞は文全体を修飾」と言ってもよくわからないかもしれません。そこで、文の最初にきて文全体の修飾をする副詞の役割を理解するために「死んだの?死ななかったの?構文」を紹介したいと思います。

 

(1) Happily, he did not die.

(2) He did not die happily.

 

(1)と(2)には両方ともに副詞の「happily」が使われています。(1)は文頭に、(2)は文中にあります。

例文の意味は、(1)は「幸いなことに彼は死ななかった。」となります。一方(2)は「彼は幸せには死ななかった。」となります。

つまり(1)の「Happily」は文全体を、(B)の「happily」は動詞「die」のみを修飾しています。「die happily(幸せに死ぬ)」を「did not」と否定しているので、「幸せには死ななかった」となります。

このように副詞の位置によって意味が大きく違ってしまうことがありますので、訳すときには注意が必要です。今回は文頭に来て文全体を修飾する副詞・副詞句・副詞節とその例文を以下にご紹介します。

評価

まずは「話し手の評価を表す」表現です。「評価」というのは、話し手の判断を表すもので、良し悪し、程度、喜怒哀楽などが感じられる表現です。主なものに以下の語句があります。

 

Obviously:当然のことながら、言うまでもないが

Obviously, she is wrong.

明らかに彼女は間違っている。

 

Obviously, you don’t understand her.

明らかにあなたは彼女のことがわかっていない。

 

Happily:幸いなことに、幸運にも

Happily, no one was injured.

幸い誰もけがはなかった。

 

Happily, the weather was great.

幸運にも天気が非常によかった。

 

Fortunately:幸いなことに

Fortunately, we were in time.

幸いなことに私達は間に合った。

 

Unfortunately:残念ながら

こちらはFortunatelyの逆です。

 

Unfortunately, the situation has not been settled.

残念ながら、事態はまだおさまっていません。

 

Clearly:明らかに、疑いもなく

Clearly, he is feeling the pressure.

明らかに彼はプレッシャーを感じている。

 

Clearly, that’s a great idea.

明らかに、それは良いアディアだ。

 

 

態度

話し手がどのような心構えで話しているかを示しています。

 

As far as I know:私が知る限りでは

As far as I know, he hasn’t finished work yet.

私の知るかぎり、彼は仕事が終わっていない。

 

As far as I know, the train has not arrived yet.

私が知る限りでは、列車はまだ到着していません。

 

Seriously:まじめな話だけど、冗談はさておき

Seriously, I agree with you.

まじめな話, あなたに賛成です。

 

Seriously, you should study harder.

まじめな話、あなたはもっと勉強するべきだ。

 

Honestly/Honestly speaking:正直なところ、率直に言って

Honestly, I didn’t mean it.

正直なところ、そんなつもりではなかった。

 

Honestly speaking, he wasn’t confident.

率直に言って、彼は自信がなかった。

 

To put it mildly:控えめに言って

To put it mildly, it’s the worst Thai food I’ve ever had.

控えめに言っても、私がこれまで食べたタイ料理の中で最悪のものだ。

 

To put it mildly, I had a tough day.

控えめに言って、とても大変な1日でした。

 

「mildly」を「bluntly」に変えると「to put it bluntly(ざっくばらんに言えば)」、「formally」に変えると「to put it formally(改まって言うと)」、「simply」に変えると「to put it simply(簡単に言うと)」などの意味になります。

 

その他

他にも文頭に来やすい熟語があります。表現を変えてもっと詳しく説明したい、わかりやすく説明を捕捉したい時などに役立ちますよ。

 

In other words:言い換えれば

She was late again. In other words, she is lazy.

彼女はまた遅刻した。言い換えれば、彼女は怠け者だ。

 

On the other hand:他方で、もう一方で、反対に

I am an extrovert. On the other hand, he is an introvert.

私は社交的です。反対に、彼は内向的です。

 

According to:〜によれば、〜の言うところによれば、〜に言わせると

According to the weather forecast, it will rain tomorrow.

天気予報によると、明日は雨になるようです。

 

まとめ

いかがでしたか?

評価や態度を表す、主に文頭に来る副詞、副詞句、副詞節は表現の幅も広がるのでたくさん覚えて使ってみましょう。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。

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