英会話上達のヒント

英文法をおさらいしよう!【 受動態】


受動態とはどんなもの?

 

 

英文を聞いたり読んだりするとき、文法がわからなくて内容が全然入ってこない!

英語を学習していると、多くの人がよくつまずく問題です。

しかし、英語ができるようになるためには、基本的な文法知識は欠かせません。

大人になってから英語学習に取り組み直す場合、中学や高校で習った基本的な文法を一気にやってしまったほうが効率よく学習ができます。

基本文法の知識を一通りインプットしたあと、リーディングやリスニングで理解があいまいな文法が出てきた場合には、その単元に戻っておさらいすることで、知識が強化され、実際に使える英文法として定着が深まります。

今回は、基本の『受動態』をおさらいしていきましょう。

 

目次

受動態とは
能動態と受動態
受動態が好まれるとき
受動態のつくりかた
受動態の時制
文型と受動態
SVOOの受動態
SVOCの受動態
まとめ

受動態とは

受動態とは、行為を受ける対象が主語になる文のことで、

be動詞+過去分詞(+by 行為者)であらわします。

 

能動態と受動態

能動態との違いをくらべてみましょう。

 

■能動態:「~が(~を)~する」‥行為者(動作主)を主語にした文

 

■受動態:<be動詞+過去分詞(+by 行為者)>

 「~は(~によって)~される」‥行為(動作)を受けるものを主語にした文

 

能動態) My mom took these pictures. お母さんがこれらの写真を撮った。

受動態) There pictures were taken by Tom. これらの写真はお母さんに撮られた。

 

このように能動態と受動態、どちらを使うかを選ぶ場合は、「話題の中心になっている」方を主語に置きます。

 

受動態が好まれるとき

言いたいことを英語でいうとき、「話題の中心になっている」方を主語に置きます。

他にはどんなときに受動態が好まれるのでしょうか?見ていきましょう。

 

  • 行為者がわからない

My bag was stolen. わたしのバッグが盗まれた。

このように誰がバッグを盗んだのかが特定できない場合は、受動態が使われます。

 

  • 行為者をあいまいにしたい

This door is broken. このドアは壊れている。

Amy broke this door. エイミーがこのドアを壊した。

たとえば誰が壊したのかをあいまいにしたい、ただドアが壊れているということのみ伝えたい場合、能動態を使うと直接的になってしまいますね。

 

  • 前の文から続くとき

I bought an apple yesterday. The apple was rotten.

昨日りんごを買ったんだけど、そのりんご腐ってたんだよね。

このように前の文から、目的語→主語へと話題の中心を変えずに続けたいときは、受動態を使うことで話の流れが自然になります。

 

  • 行為者がわかりきっている、重要でない

We use Japanese here. 私たちはここで日本語を使う。

Japanese is used here. ここでは日本語が使われる。

WeやTheyなど、上の文のように一般的に人々の総称を主語に置くときは、行為者にあまり焦点が当てられていないことがあります。こういった場合も受動態を使うとより伝えたいことがはっきりしますね。

受動態のつくりかた

① 能動態の目的語 O を受動態の主語にする

② 能動態の動詞を<be動詞+過去分詞>の形にする

③ 能動態の主語 S を必要があれば<by…>にして置く

  • by~は行為者が「一般の人」「はっきりしない」時はいりません。

 

能動態: Everyone likes her.

受動態: She is liked by everyone.

受動態の時制

■現在形: is, am, are + 過去分詞   

「~される, ~されている」

例)Spanish is not used here. ここでスペイン語は話されていない。

 

■過去形: was, were + 過去分詞     

「~された, ~されていた」

例)That hotel was built twenty years ago. あのホテルは20年前に建てられた。

 

■未来形: will be +過去分詞     

「~されるだろう, ~されているだろう」

例)The new restaurant will be opened next week. 新しいレストランが来週開店する。

 

■現在完了形: have (has) been +過去分詞

「~されてしまった」「(ずっと)~されている」「~されたことがある」

例)The work has been finished. その仕事は終わっている。

 

■過去完了形: had been +過去分詞

「~されてしまっていた」「(ずっと)~されていた」「~されたことがあった」

例)The work had been done before that time. その仕事はそれ以前に終わっていた。

 

■未来完了形: will have been +過去分詞

「~されてしまっているだろう」「(ずっと)~されているだろう」「~されたことになるだろう」

例)The work will have been done by tomorrow. その仕事は明日までに終わっているだろう。

 

■進行形:be動詞+being +過去分詞

 

「〜されているところだ(だった)」

 

例)Dinner is being cooked now. 夕飯は今料理されているところだ

 

文型と受動態

SVOOの受動態

 

SVOO(第4文型)は目的語がふたつあります。どのように受動態をつくったらよいのでしょうか。例文でみてみましょう。

 

例)My uncle gave me two books. 叔父は私に本を二冊くれました

I was given two books by my uncle.

Two books were given (to) me by my uncle.

 

このようにSVOOの文は、それぞれの目的語を主語にして、2通りの受動態の文ができます。

 

SVOCの受動態

SVOC (第5文型)で目的語を主語にした受動態をつくる場合、補語(C)は<be動詞 + 過去分詞>の後におきます

例)His friends call him Tom. 彼の友達は彼をトムと呼びます

 

→He is called Tom by his friends.

 

5文型の補語を主語にして受動態はつくれないので注意しましょう。

 

まとめ

今回は受動態の基本部分のおさらいをしました。

 

能動態と受動態のどちらを使うかは、話題の中心にしたい方が主語になる態を選んでみましょう。

受動態の意味や作り方に迷ったときは、ぜひ参考にしてみてください。

 

By Eli
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ライターEliのプロフィール
英語力ゼロでアメリカ留学後、独学4ヶ月でTOEIC800越えを達成。大学卒業後は、翻訳、海外事務に従事。現在は英語講師として、幼児から社会人まで、英会話から大学受験までの指導にあたる。TOEIC970。

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