英会話上達のヒント

キムタクと英語


国際ドラマでのキムタクの英語やいかに?

 

こんにちは。

 

キムタクこと木村拓哉さんが、“全編英語の国際ドラマ”に出演するというニュースを見ました。

動画配信サービスHuluで配信される英語のドラマ「THE SWARM」(世界同時放送・配信予定)への出演が決まったとのことでした。

これに対し、様々な記事が出ています。

「英語で演技なんて、さすがキムタク!」という論調の記事がある一方、「キムタクの英語力で通用するのか?」という、ちょっと意地悪な記事も散見されます。

キムタクのファンではありませんが、まずは大きなお世話さま笑、だと思います。そして、負けず嫌いっぽくてエエカッコしい(もちろん良い意味で!)のキムタクなら、絶対完璧な英語で撮影に臨むはずと期待しています。なんといっても三十数年、芸能界でピンを張ってきた人ですから。

さて、キムタクだけでなく、映画や舞台などの海外エンターテイメントに進出した日本人俳優はたくさんいますね。皆さん、慣れない海外の現場で、きっとものすごく努力して英語をブラッシュアップして、英語でコミュニケーションをとって作品制作にかかわったことでしょう。すばらしいことです。

それなのに、すぐ「英語の発音がネイティブではないのに大丈夫か?」などと揶揄(心配?)する国内メディアの風潮は残念です。背景には、日本人特有の海外・英語コンプレックスがあるのではないかと思います。海外・英語コンプレックスの裏返しで、海外に出て「勝負する」人をひがんで、無意識で貶めようとしてしまうのではないでしょうか?

日本人俳優が残念ながら海外でいまひとつ知名度が上がらない、あるいはブレイクできないのは、“身内”のやっかみで足を引っ張られることも大きいのかなと感じます。

<ハリウッドと英語>

英語を母国語としない俳優が、ハリウッドで活躍している例は少なくありません。

たとえばシュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーはオーストリア生まれ。おそらく母国語はドイツ語で、彼にとって英語は外国語です。映画の中で彼が話す英語は訛りがあるし、言葉数は少ないように思います。

同じ系列?のシルベスター・スタローン。彼はニューヨーク生まれのイタリア系米国人だそうですが、彼の話し方はゆっくりで、やはり口数は多くありません。もしかしたらこの二人よりもキムタクの英語の方が上手かもしれませんよね?

それでも二人とも大成功して大スターです。特徴的なルックスにアクション俳優ということもあり、それほどしゃべらなくても映画が成立する面もあり、英語云々は関係ない存在感があったからかもしれませんが。

ということは、たとえばキムタクが新しくて強烈な個性を打ち出せば、作品中で英語なんか話さなくでも成功する可能性は十分にあります。キムタクにはぜひ、英語と同時に、世界が度肝を抜くような個性のプロデュースをがんばってもらいたいものです。

強烈な個性と言えば、渡辺直美さん。彼女は2021年4月に活動の拠点を米国ニューヨークに移しました。

いつぞや彼女が米国でショーをやったとき、MCで「I can’t speak English!」と言っていましたが、彼女のルックスは迫力があり、英語のウマいヘタを吹き飛ばすぐらいの存在感があります。そう、シュワちゃんに通ずるものがあるのです!たとえ英語が完璧でなくても米国で成功するのではないでしょうか。いえ、成功してほしいです!

 

<エンターテイメントと英語>

さて、海外のエンターテイメント業界には、日本に対するやや偏ったステレオタイプもあるのかもしれません。すなわち、ハリウッド映画に出てくる日本人というと、忍者、武士、ゲイシャ。 現代物でもメガネをかけて何を考えているのかわからないビジネスマン…など。いずれも英語を話さなくでもできそうな役ばかりです。

これについては、日本のエンターテイメント業界にも責任の一端があるように思います。クオリティの高いエンターテイメント業界(どのテレビ番組を見ても、おもしろくないお笑いタレントが跋扈しているのではなく)であれば、世界からもきちんと注目され、その日本のエンターテイメント業界から来た日本人エンターテイナーにも敬意をもって接し、英語の発音がちょっとぐらいヘンでも誰も文句は言わないのではないでしょうか。

たとえば、フランス人俳優が英語の映画に出てフランス語訛りで英語のセリフをしゃべっても、誰も笑わないどころか、「キュートなアクセント」「コケットな話し方」だと言われたりします。海外エンターテイメント業界が(エンターテイメント業界も含めた)フランス文化にそれなりの敬意を持っているからだと思います。

 

<キムタクが海外で成功するには>

これこそ大きなお世話ですが、キムタクが海外で成功するには、英語の他にたとえばキムタクのユーモアのセンスや、運動神経の良さ、料理など何でも器用にこなしてしまうオールマイティさをアピールするのがよいのではないでしょうか。

これは私たち一般人にも言えることで、英語だけがんばっても差別化はできないということです。英語マシーンではAIに取って代わられます。

あ、そのうち英語コマンドがプログラムされたキムタクのアンドロイドが作られ、ハリウッドで大活躍する、なんて日が来るかもしれませんね。

 

By Acco
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ライターAccoのプロフィール
英国で経営学および開発経済学修士号取得後、ロンドンのシティ(金融街)で勤務。その後帰国し外国通信社で金融経済記者として報道に携わる。米系格付け機関、証券会社調査部で金融・経済を中心にライティング、エディティング、翻訳に従事。

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