英会話上達のヒント

英語の構文を体得する方法|耳と口で覚えるという発想

英語構文を身体で覚える

 

前にも書きましたが、語学は勉強するというより練習するもので、練習を通して体得するものです。なので、まず、英語に取り組むのは勉強ではなく、ピアノやスポーツと同じように練習なのだと思うよう頭を切り替えて下さい。

 

では、どのような練習で英語の構文を体得するかについてお話しします。

英語構文を体得するには視覚情報を意図的に減らす

第一に、眼で覚える割合を減らすことです。受験勉強は、一生懸命に参考書や問題集を、眼で見て解いて、書いて覚えるという方法が一般的だと思います。それ自体は悪くなく、英語の基礎を築くのに有益な方法です。決して無駄ではありません。

 

でも、もし本当に英語を聞いたり話したりすることを目指すのであれば、受験勉強の枠から大きく脱してまったく異なるアプローチが必要です。眼で見るだけではなく、聞いて口に出して体得することが極めて重要で、耳で確認し自分で言ってみるというステップを意識的に取り入れなければなりません。

 

以下は、大学受験までの高校英語を一通り終えた人へのアドバイスです。

1.基本構文から音で覚え直す

もう一度中学英語の復習をします。ただし、今度は問題集をするのではなく、中学で習う全構文を耳だけで覚え直します。巷には多くの中学英語の本が出ているので、その中から構文だけをまとめたCD付きの本を選びます。例えば、学研教育出版社の「99パターンで分かる中学英語文系の総整理」などがお勧めです。

 

中学で習う構文は全部で500種類ぐらいです。CD付きの本を手に入れたら、まず、すべての構文にざっと目を通します。眼で見ると簡単で馬鹿らしく感じるかもしれません。ちょっとプライドが許さないと思うかもしれません。ですが、その気持ちをグッと抑えて続けます。

 

一通り全部の文に目を通したら、本はどこかに片付けて構いません。後は、すべてCDで練習します。本に書いてある日本語訳も見ません。耳だけで練習します。

 

練習法はいたって簡単で、CDを聞いて一文ずつ自分で繰り返します。中学英語ですから最初の方はかなり簡単に進みます。文を繰り返すときはCDの発音に注意して出来る限り真似をします。いくつか文を口頭で繰り返したら、キリの良いところでCDを止めて、今繰り返した文すべてを今度は一人で言ってみます。このとき、一語一句まで間違わないように言うことが大切です。簡単だからといって自分で適当にアレンジしてはいけません。

 

中学英語も最初はAre you a teacher?とかすでに体得できている構文が並びますが、進むにつれて、体得できていない構文が出てくるはずです。それらの文もすべて同じ要領で、本は見ずにCDだけ聞いて、真似て、最後に一人で言ってみるという練習を続けます。これを根気よく続ければ、中学英語の構文すべてを体得でき使いこなせるようになります。もちろん、一周で納得できなければ一冊を何周しても構いません。

 

2.Dictationを取り入れる

中学の構文と並行して、高校レベルの構文も体得し直します。予備校が出しているCD付きの大学受験用の構文集を一冊買って練習をします。このレベルになると音だけで繰り返す前に、dictation(音を聞いて書き取ること)から始めることをお勧めします。

 

Dictationを毎日淡々と進めて、ある程度まとまったらCDだけを聞いて一文ずつ真似ながら繰り返します。そして、中学の構文の場合と同じく、最後はCDを聞かずに覚えた文をいくつかまとめて一人で暗唱してみます。暗唱するときには発音やスピードに注意します。CDで聞こえたのと同じ感じを保ちながら、CDを聞かずに自分で文を言えるようになることが大切です。

 

3.とにかく英語を音でインプットする

上記2つの方法で構文を体得しながら、それとは別に、まとまった英語を聞く機会を意識的に増やします。インターネットには、たくさんの英語の素材があるので自分に合ったものを見つけます。映画やドラマ、ニュースやトークショーなども良い教材となります。殆どに英語の字幕(closed caption)が付いていますが、これは機械で音を拾って文字化しているので、ときどきミスがあることを承知しておいて下さい。できれば、英語の字幕も見ないほうがいいですが内容を楽しむのに必要なら、躊躇せずに英語字幕オンにして構いません。

 

リスニングにお勧めなのは、毎回一人の人が喋っているYou Tubeなどのチャンネルです。今は、あらゆる専門家やインフルエンサーが自分のチャンネルを持って視聴者に向かって色々な話をしてくれています。ビジネス、ファッション、心理学、教育、エンタテーメント、スポーツなど、分野は多岐に渡ります。自分に合ったチャンネルを見つけて観て下さい。大抵、視聴者を意識して比較的ゆっくりと話してくれていて、話す内容の構成もしっかりしているので聞きやすく、様々な構文が出て来ます。

 

また、ドラマや映画は生きた英会話が聞けて、日本語字幕もあるというメリットがあり、更に、ストーリー自体を楽しむことができます。同じ作品を繰り返し観るのもいいですし、一度観た後、場面を思い出しながら音だけを聞くのも体得するのにとても効果的な方法です。ぜひ、試してみて下さい。

 

By Portland
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