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英会話上達のヒント

直訳すると誤解をしやすい英語での同意の7フレーズ

同意を表すさまざまなフレーズ

 

日本語で会話をする時、「そうそう!」「そうなのよ!!!」「それ、わかるぅう!!!」「確かに!」「だよね〜」など、同意をする時の表現はたくさんあります。

英語でも同様に「同意」を表す表現は、例えば「Exactly.(たしかに)」「That’s true.(たしかに)」「So do I.(私もそう思う)」「I think so, too.(私もそう思う)」「I agree.(賛成)」「Sounds good.(いいですね)」などなど、いろいろあります。

たくさんある「同意」の表現を使いこなせば、きっと会話がスムースに進むこと、間違いありません。

しかし、ネイティブがカジュアルに使っている表現の中には、「え? これどういう意味?」「今なんて言ったの?」と思ってしまう、知っていないと誤解してしまいがちなものもあります。こうした「同意」の7フレーズを紹介しましょう。

 

 

その1 You can say that again.

「You can say that again.」は直訳すると「あなたはそれをもう一度言えます」となりますが、実はこれ「そのとおりだよ」「あなたの言う通り」「まったくそのとおりです」などの意味で、「I agree with you.」と同じ意味で相手の意見に強く同意するフレーズです。

「You can say that again.」と言われたからと言って、間違っても「あなたはそれをもう一度言えます」と思い、同じことを繰り返さないようにしましょうね。

ちなみに「I agree with you.」は比較的フォーマルな表現で、友達同士や親しい人との会話の中では「You can say that again.」をよく使います。

 

その2 Tell me about it.

「Tell me about it.」もそのまま訳すと「それについて私に話して」という意味になります。

しかしこれも「You can say that again.」と同様に、「まったくそのとおりですね」という意味としてもよく使われます。

このフレーズには、「自分も同じ経験をしました」「私も経験済みなのでよくわかります」といった「共感」の気持ちが含まれています。

 

なぜこの「Tell me about it.」が同意の意味になるのでしょうか。

実はこの文章は、「You don’t have to tell me about it.」の「You don’t have to」が省略された文章なのです。

日本語にすると「それについて話す必要はありません」、つまり「それについてわざわざ話す必要もなく、私にはわかります」という意味です。

 

また状況によっては「Tell me about it.」は、「あなたに言われなくてもわかっている」というような意味にもなり、それ以上言わないで、という反語的な意思を表現する場合にも使われます。

 

ちなみに「Tell me more about it.」のように「more」が入ると、「もっと話を聞かせて」「詳しく話を聞かせて」という意味になり、文字通りの意味になります。

その3 I couldn’t agree more.

この「I couldn’t agree more.」は、間違って「これ以上賛成できません」という意味と思われることが多いですが、それは全く逆で、「大賛成です」という意味です。

「大賛成」という日本語訳からもわかるように、相手の意見に強く同意をして大賛成する時などに用いられます。

 

これは仮定法から来ている表現で、「(もしこれ以上賛成しようと思っても不可能なくらい)大賛成である」ということです。ただ、理屈よりも「I couldn’t agree more.」のカタマリで慣用句的に覚えておくのもいいでしょう。

このように、「否定」+「比較級」=「最上級の肯定を表す」形は他にもあります。

例えば、「How are you?(元気?)」という挨拶などの返答で、「It couldn’t be better.(最高です)」もそうです。これは「(これ以上良い状態を考えるのは不可能なくらい)良い状態です」ということです。

 

その4 I’ve been there.

直訳すると「私はそこにいたことがあります。」または「私はそこに行ったことがあります。」となりますが、これが転じて「同じ経験があります。」という意味になります。

自分も同じ経験があり、相手の話に共感できる時に使うといいでしょう。

 

その5 I can relate.

辞書を見ると「relate」は「〜を関係させる」や「結びつける」というような意味が真っ先にありますが、「共感を覚える」「理解する」という意味でもよく会話で使われます。

日本語で言うと「わかるぅ〜」「わかるわぁ」というようなニュアンスです。「I can relate to that.」だと「あるよね」や「それわかる」などの意味になります。

また「I can relate to her.」なら「彼女の気持ちわかるわ」というようなニュアンスになります。「her」の部分をいろいろ変えて使うと一歩進んだ同意の表現になりますよ。

 

その6 Same here.

このフレーズは飲食店などで誰かが注文した直後に「こっちも同じものを」と言う時にも使いますが、相手の話に自分も同じ考えである場合にも使えます。日本語にすると、「同じく」「まったく同感です」などの意味になります。

 

その7 I hear you.

これも直訳すると「私はあなたを聞く」とわけわからない訳になりますが、これは「わかるよ」という、やはり共感をもって同意する時に頻繁に使われるフレーズです。

 

いかがでしたか?

円滑なコミュニケーションには共感のある同意が欠かせません。まずはいろいろな表現を使って慣れていくといいでしょう。そのためには、映画やテレビドラマで使われているのを見て聞いて勉強したり、オンライン英会話で講師に尋ねて、その場でどんどん使ってみるのもいいでしょう。

 

byあいんちゅ
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ライターあいんちゅのプロフィール
語学、海外トラベル系の雑誌やムックの企画と編集そして執筆を長年しています。元大学教員。書くことが好きで常に何か考えて、書いていないと落ち着かない性分です。還暦過ぎてからの留学を実現するために日々英語勉強中。

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