代表からご挨拶

       
 

代表から皆様へご挨拶

「日本人講師で初心者でも安心して学べるオンライン英会話」
 Eigo Chat Lab!代表 阿部 毅

早稲田大学文学部卒、東京芸術大学の大学院で博士号取得。社会人になり英語教育の分野に転じ、独学で英検1級、TOEIC985点などの資格を取りました。2012年より神奈川県内に英語専門塾を設立。幅広い年齢層に英語を教えていくなかで日本人全般に共通する問題に気づきました。それがオンライン英会話Eigo Chat Lab!の基礎となる「語順」と「音の連結」の問題です。

遠回りをして過ちに気が付く

若い頃というのは誰でも過ちを犯すものです。私も例外ではありません。良かれと思って頑なに続けた学習法が穴だらけだったりします。ここでは私の失敗談をご紹介します。

ホームステイ

英語は実用的であるべき!

私はアメリカ軍基地がある神奈川県の横須賀市に育ったので小さい頃からアメリカを身近に感じて過ごしました。そして縁があって16歳の時に初めてアメリカにホームステイをしました。ろくに英語も話せませんでしたが、ホストファミリーの方に大変よくしていただき最高の夏の思い出となりました。これに気をよくして、「英語は使えなければ意味がない」と学校の勉強よりも英会話やビデオで海外の映画を見てリスニングの練習ばかりしていました。

キャンパス

基礎力の差を思い知らされる

そんな私の英語学習の最初の転機は、大学3年の時の交換留学です。日本とアメリアそれぞれの学生が交互にお互いの国を訪れ文化を学びあう約3ヶ月のプログラムです。事前準備として日本人同士で英語を使ってコミュニケーションをとります。私は自分の「実用英語」に自信をもっていました。しかし、ある時、隣の女子学生に「え、そんなことも知らないの?」とポツリと言われたのです。もう記憶が曖昧ですが、受験生なら誰もが知っている「文法のルール」だったことは覚えています。

独学の落とし穴

落ち込む

努力の果てに気付くもの

そうなのです。私は英語は全て独学で、英文法よりも「英語は実技」という頭で大学受験さえも乗り切っていたのです。しかし、文法的知識不足は英作文で完全に露呈しました。留学準備での英文エッセイでネイティブ講師のコメントに I can’t follow. (ついていけない=「言いたいことが分からない」)と何か所も赤ペンがありました。アメリカへ渡ってからの英語クラスを決めるプレイスメントテストは一番下のクラスにいれられてしまいました。こうした経験から文法の大切さを知るのです。

足りないものを後から補う

私が本当の意味で英文法を学びだしたのは社会に出て英語講師として教え始めてからです。それ以前にも大学院の修士論文はすべて英語で書きましたし、それなりに英語力は上げていました。しかし体系的な英文法の知識は整理できていないままだったのです。そして、ロイヤル英文法という文法書を何度も紐解きながら「文法をもっと早く知っていたら、自分の英語力は全然違っていたはずだ」と思ったものです。遠回りから得たものもありますが、基礎を学ぶことは本当に大切だと痛感しています。