「日本人はどうして英語が苦手なのか」から考えた学習法

英語と日本語の違いに注目することから始めてください

日本人のための英会話

Eigo Chat Lab!の英会話は英語と日本語の構造的な違いに目を向けて、日本人が気付かないうちにしてしまうミスの克服を目指します。まずは英語と日本語の語順の違いを意識して英文を組み立てる練習をしてください。簡単な英作文に繰り返し取り組むことは英会話の上達に効果があります。次に英会話は自分の声で英語を表現するわけですから、相手に伝わる英語の「音」を身につけることは非常に大切です。ここでも英語と日本語の発声の仕方の違いを学ぶ必要があります。

上記の語順と発音の問題をある程度クリアしたら、次のステップは頭の中で日本語から英語に翻訳することをやめて、頭の中のイメージを直接英語で表現できる練習をします。英会話の上達を阻むこれら3つの壁を乗り越える学習法をトリプル・トランス学習法と名付けています。具体的な方法は以下を参照ください。

ショート英作文と音読で「語順」と「音の連結」を身につける!

英会話は英語での発信力がすべてです。
発信力をつけるには、正しい英語の語順で簡単な「英作文」を作る練習が有効です。
そして相手に伝わる英語の発音を身につけるには「音読」が欠かせません。
ここでは、その一例をご覧いただきます。

英作文の練習

英作文は英会話の基礎訓練として効果的ですが、独学が難しい分野のひとつです。添削をしてくれるだけでなく、各生徒が抱える問題点を指摘して適切な解説をしてくれる講師の存在は不可欠です。そうした前提にたったうえで、あえて独学で英作文を訓練するときの方法について解説します。ここで紹介するやり方はほんの一例に過ぎません。詳しくは各講師からレッスンを受けてください。また、ここではあくまで会話力につなげるという意味での英作文の練習という位置づけで解説しています。

音読の練習

音読の練習に使うテキストは自分のレベルにあったものを選んでください。CDやダウンロード音声ファイルなどネイティブが読み上げた音声付のものがおススメです。英語の音声は非常に奥の深い領域です。音のつなげ方、音の脱落、強弱のリズムなど気を付けるべきポイントが無数にあって、それらを短期間でいっきに習得することは不可能です。また、英語の発音は独学がもっとも難しい技能とされています。レッスンで講師からコーチングを受けながら少しずつ自分の弱点を克服してください。

      

英会話の上達には英文法と発音記号の知識は必須です

英文法と英会話

英作文が英会話の基礎訓練になるという点について述べましたが、書く場合も話す場合も英文を作るためには英文法の知識が不可欠です。これは決しておろそかにしてはならない分野です。英文法に自信のない方は、まず中学英文法もしくは高校英文法を復習することから初めてください。また、一人で文法を学ぶことが難しい方のために英会話とは別にオンラインでの文法レッスンも設けています。

発音記号と英会話

英会話は自分の声が相手に伝わって初めて会話が成立するものです。つまり、いくら自分で一生懸命話しても発音が正しくないと相手には通じないのです。その発音の基礎力になるものが発音記号です。一見難しい記号が沢山並んでいますが、一旦覚えてしまえば一生の武器になり、聞いたことのない単語でも正しく発音できます。あきらめずに発音記号を覚えて正しい発音の知識を身につけてください。

繰り返し練習する

英文法の知識がだいたい身に付き、発音記号も覚えたら、あとはひたすら練習を繰り返して下さい。英文を読んだり聴いたりするインプットの練習と、英作文を書いたり読んだりするアウトプットの練習をバランスよく続けましょう。そして英会話で即興で話す練習を繰り返すこと、さらには普段ひとりで勉強している時の疑問点を講師にぶつけて解消していくことは非常に大切な学習プロセスとなります。

「頭の中で日本語から英語に訳す」から卒業

文法的知識が定着し英語の語順が理解できましか?発音記号の学習や音読の練習を通して英語の音声面での表現力もついてきたでしょうか?
ここまできたら、次は頭の中のイメージを日本語を介さずに直接英語で表現できるように意識を変えていきましょう。

間違いを恐れず楽しく話す

英会話で間違えを恐れていると、それが足かせとなって萎縮してしまいます。緊張しながらでは楽しく会話もできません。間違えを恐れるあまり、頭の中で入念に英文を作り上げてから話し出すのでは自然な会話は成立しません。普段の英語の練習がしっかり習慣付いてくれば、自然といくつかのフレーズが浮かんでくるはずです。それらを不完全でもいいので、勉強の成果を楽しむつもりで言葉にしていく練習をしてみましょう。

得意パターンを増やす

頭の中で日本語から英語への翻訳をやめるためには、自分が得意な英語の言い回しを増やしていくことが有効です。例えば、動詞を中心とした言い回しで"compared to~"「~と比べると」という表現に慣れると、「~」の部分に入る単語を入れ替えるだけでいろいろな場面で使える便利表現となります。こうした自分が使える得意な英語表現を一つずつ増やしていくことで日本語に頼らず最初から英語で発想する力が身につきます。

脳内翻訳を克服するためのプロセス

まずは恐れを消す

「英語を間違えるのが怖い」「変なことを言って笑われたらどうしよう」こんな思いを抱いたことは誰にでもあるでしょう。しかし、こうした思いを抱えていると緊張から萎縮してしまい、思うように英語が出てきません。いわゆる悪循環の原因となります。日本語で思いついたことを頭の中で訳して何度も確認してから話す慎重さはこうした心の持ちようから生じます。まずは、羞恥心から解放されて自由になりましょう。

得意パターンを増やす

自分の得意な英語の言い回しを何通りももっていると、自然と英語が流暢になります。語彙も増えてくれば、同じパターンで単語を入れ替えてさらにいろいろな場面で応用が可能となります。しかし、多くの人はこのパターンの数が限られていて、まだまだ自在に英語を話せる感覚からはほど遠い状態だと思います。なるだけいろいろな表現に触れて、意識的に自分のものに出来る表現を増やしていく日常での努力が必要です。

自動化と創造力

間違えることへの羞恥心から解放され、得意なパターンの数も増えてくると、英語がどんどん楽しくなります。「英語で自分の言いたいことが言えた」という些細な経験がかけがえのないものに思えてきます。英語が自然と出てくる自動化のプロセスが定着してくると、既に頭にあるパターンを組み合わせてより複雑なことを英語で表現しようとする創造的プロセスへと入ります。「英語を話している自分」を感じてください。