社会人のやり直し英語
語彙力診断【TOEICスコア換算】
Q1
workは「仕事」という意味では不加算名詞、「作品」という意味では加算名詞だと知っている
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執筆担当:阿部 毅
英会話上達のヒント

英語の勉強で大切なのは楽しむこと。でも…

英語学習、楽しむこと、楽すること

 

こんにちは。

みなさん、英語の勉強、楽しんでいますか?

ものごとに楽しんで取り組むことは大切ですよね。楽しんでやれば長続きしますし、何よりも楽しんでやった方が身に着くと思います。そうなれば益々モチベーションも上がりますね!

筆者も楽しみながらで英語を勉強してきました。世界を知りたい、そのための手段のひとつとして英語は必要不可欠だという考えがモチベーションとなりました。学校の授業で文法を学ぶことも単語を覚えることも、未知の世界を知る面白さで全く苦になりませんでした。今でも知らない単語に遭遇するとワクワクします。

このように、楽しんで英語を勉強してきましたが、一方で、英語の勉強が楽だったとは思いません(今でも現在進行形で習得中です)。そして、「楽しむ」と「楽する」ことは違うなと実感しています。

英語を学ぶことは“enjoyable”にはなっても、“effortlessly”にはできないように思います。

突き詰めると、この世には「a piece of cake(楽勝)」など存在しないのではないでしょうか。英語だけではなく、楽して得られるものなど何もないのではないでしょうか。

たとえば偉大なアスリートたち。言うまでもなく彼らはものすごい才能があります。でも同時に、ものすごく集中してものすごい努力をしています。

水面をすいすいと美しく移動している白鳥。労せずして水面を渡っているように見えますが、水面下ではものすごい勢いで脚をバタバタさせています。

 

英語も同じだと思います。ごくまれに語学の天才がいて、そういう人は何の苦労もなく英語を習得できるのかもしれませんが、普通の人はある程度苦労して、どこかの段階で集中して外国語を身に着けていくのだと思います。

少なくとも凡人の筆者はそうでした。中学校で初めて英語を勉強し始め、文法を学び、単語をひとつひとつ覚えていきました。当時の中学校では英会話の授業はありませんでした。その後、受験を経て高校生になり、あらたに英会話に取り組み始めました。

高校の授業で英会話の授業があったから(実際、ほぼ皆無でした)、ではなく、文法と単語を覚えて学校の試験でよい点数を取っても物足りなくなり、実際に英語を使ってみたくなったのです。

今でしたら、英会話のベストな習得方法などネットで検索すればいくらでも出てくるでしょうが、当時はそんな便利なものはなかったので、色々と試行錯誤しました。

<英会話教室は楽しい。でも…>

まず、週1回、学校帰りにYMCAの英会話教室に通わせてもらいました。高校生対象クラスというのに入り、ワクワクしながら楽しんで通いました。が、なぜかだんだん物足りなくなりました。 クラスのメンバーに慣れ過ぎたのかもしれない、クラスを変えたら新鮮で、また楽しくなるかな?と思い、社会人対象のクラスに移りました。でも、このクラスも物足りなくなってきてしまいました。これは別に筆者のレベルが他の人よりも抜きん出ていたわけでもなく、ネイティブの先生たちの教え方が悪かったわけでもありません。

なぜだろう?おかしいな?

原因を考えてみて、わかりました。

自分の英語力のベースが圧倒的になかったのです!語彙力、ヒアリング力、スピーキング力、全てにおいてです。そして、英会話のクラスに通ってもこのベースは築けない と気がつきました。ベースは他人(ネイティブの先生)が築いてくれるものではなく、自分でどうにかするしかないのです。

今ならわかりますが、英会話教室に行けば英語が話せるようになるだろう(楽して英語を習得しよう) という他力本願なスタンスだったわけです。

高校生2年生だった筆者は、どうしようかと考えました。そして、ある結論にたどり着きました。

そうだ!英語留学すればいいんだ!と。

<留学して英語を身に付けられれば楽しい。でも…>

今思えば安易で甘すぎる考えでした。ベースなしに留学しても、結局は同じ問題に直面するだけなのですから。

幸い(!?)、父に高校の交換留学生として留学したいと言ったところ、「高校生で留学しても何の意味もない!」と一蹴され間一髪、救われました(笑)。普段は優しい父が、留学に関してだけは断固反対し、そのときは驚きましたが、その後ずっと父に感謝しています。

父から英語留学はダメだと言われ、これで自分は一生英語ができない人で生きるしかないのか! と2-3時間落ち込みましたが、あることを思いつき、V字回復しました。

日本で「自分でやる」ということです。

「自分でやる」。当たり前すぎるのですが、筆者はこの当たり前のことがわかっていませんでした。留学すれば英語を流暢に話せるようになるだろう と楽する方法に目がいってしまっていたのですから。

<英語習得は楽ではない。でも楽しい!>

さて、当時、Linguaphone(リンガフォン)という語学教材がありました。音声(当時はカセットテープ!)とテキストがセットになった教材で、文字通り繰り返し繰り返し、これでもかというほど何度もスピーキングの練習をするのが特徴の教材です。

この教材を、留学するより断然安くつくと父に交渉し、買ってもらいました。

そして1年間、1日もサボらず毎日1時間この教材で勉強しました。

1年間1日もサボらずにやるなんて大変だと思われますか? はい、楽ではありませんでした。毎日1時間、頭と耳と口と、とにかく全神経を集中させていましたので、疲れました。でも、筆者は全く大変だとか嫌だとか思いませんでした。楽しかったからです。好きなことは楽しくできるということですね!

さて、1年間集中して取り組んだ結果、反射的に英語が口をついて出てくるようになりましたし、英語のリズムやイントネーション、発音もだいぶ身についたと思います。

自身の経験から、英語の勉強は楽をせず、他人に頼らず、自分でやることがとても大切だと思っています。自分であれこれ考えながらやっていると楽ではありませんが、楽しくもなるのはないでしょうか。

英会話クラスに行くだけで安心していては、講師の先生がどんなに優秀だったとしても望む成果は得られないかもしれません。留学もしかりです。

 

自分で苦労して単語を覚えたり、発音を練習したり、スピーキングの訓練をすることで、語学のベースが築かれます。幼児向けの英会話教室は別として、大人にとっての英会話のクラスとは自分の築いたベースで腕試しをする場ではないでしょうか。「道場破り」に行くぐらいの気構えで!

 

By Acco
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