英会話で困っている人でありがちなのが、なんて言っていいのかが分からなくて考え込んでしまうこと。
たしかに気持ちは分かります。
だって、自分の言いたいことが英語でなんて言えばいいのか分からないのだから。
でも、これは人と人とのコミュニケーションなんです。
黙ってしまっては、そのコミュニケーションが根本から成り立たなくなってしまいます。
とりあえずしゃべる。間違ってもいいからしゃべってみる。
すると、相手はあなたが頑張っていることが分かります。
そして断片的にでもあなたの言いたいことが分かれば、それに答えてくれるかもしれません。
また、それはこういうこと?とあなたの言いたいことをくみ取って正しい英文を言ってくれる場合もあるでしょう。
これは既に立派なコミュニケーションなんです。母国語と比べれば伝達しあう情報量の効率は悪いかもしれませんが、それでもコミュニケーションが成立しています。
はじめの一歩は、こんなところから始めたら気が楽になるのではないでしょうか?
よく学校では英語の成績の良い中高生が、いざ英語を話そうとすると急に黙ってしまうことがあります。
彼ら、彼女らが何をやっているかというと、自分の頭の中で一生懸命に日本語から英語に翻訳をして、文が完成するまで口に出そうとしないのです。
学校で習った文法を頭の中で一生懸命に反復して、これで大丈夫かなと検証作業を経てようやく口から英文がでてきます。
彼ら、彼女らの苦労の末の英語は、確かに文法的には正しい場合が多いです。
でも、これってコミュニケーションという視点から見るとどうでしょう?
会話はキャッチボールなので、タイミングが最重要ですよね。
もしあなたが同じことをしたら、あなたの話し相手は、あなたが英文を頭の中で考えている間、ずっと待っていなければなりません。相手が英語の先生だったら、辛抱して待っていてくれるでしょう。
でも、現実の場面ではそうはいきませんね。
だから、英会話は現実の場面を想定して練習したほうが成長がはやいのです。
「考えすぎず」に思い切って話してみる。
間違ってもいいじゃないですか。
by Mogu
(同じライターの別の記事を読む)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本人英語講師による日本人のための英会話
TOEIC対策・英検対策・TOEFL対策・発音指導・英文エッセイ・文法指導
オンライン英会話 Eigo Chat Lab!
website:https://www.eigochat.jp
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・