バス車中での会話に見える国民性
こんにちは!
今回は日本に一時帰国した時に意外にも恋しくなった、カナダのバスについて紹介したいと思います。
カナダでのバス事情
日本と同じように、郊外では本数も少なく利用する人も少ないバスですが、都心では地下鉄・バスともに大切な交通機関として利用されています。
バンクーバー近辺の地下鉄はスカイトレインという名前で、こちらは全て車掌さんはおらず、無人で自動運行されています。
もちろん無人とはいかないのがバス、必ず運転手さんが運転してくれていますよね!
日本の場合、後方の扉から乗り込み、降りるときに運転手さんのところで支払いを済ませ降りていく形ですが、カナダの場合は逆で、運転手さん側の扉から乗り込み先に支払いも済ませます。
バスの乗降時に見えてくるカナダ人の国民性
最初にお互いが目に入る形になるので、乗り込んだ時、フレンドリーな運転手さんの場合、”Hi!”とニッコリ挨拶をしてくれることも少なくありません。
そしてお客さん・運転手さんともにフレンドリーな場合は、運転手席の近くにそのまま座り談笑を始めるなんでシーンもよく出くわします。もちろん、会話をしていても安全にしっかり業務をこなしてくれています!
日本人に馴染みが薄く苦手とされているこのスモールトーク(=初対面の人と交わす雑談・楽しい会話)が英語圏の方はとても上手です!運転手さんに限らず、たまたま乗り合わせた人と話が弾むといったことが海外ではよくあることだと言われていますが、もし訪れた際にはそういった場面を実際に見かける事がとてもよくあると思います。
もちろん、だからといって誰もが話好きでいつでも誰かに話しかけている、海外に行った時には誰かれ構わず話しかけたらみんな会話を弾ませてくれる…という訳では決してありません。もちろん礼儀正しくフレンドリーに接してもらえる確率が高いというのが肌感ではありますが、誰も話していない静かな状況の事だって当たり前にありますし、窓から景色を眺めている人、音楽を聴いている人、忙しそうな人、疲れた様子の人…その時々によって状況や心境がいろいろなのはきっと万国共通ですね!
もう一つは、携帯を触っている人の割合が少なく、本を読んでいる人の割合が多いのが日本と違い新鮮な光景でした。wifiがないところではあまり使わない人が多い事も関係しているとは思うのですが、若い人でも本を片手に長距離バスに乗り込んでいる姿に出会う事ができますよ!
そして、何よりもいい意味で1番驚いたのが、お客さんが降りる時の習慣です!
後方の扉から降りるので運転手さんはかなり遠くにいる形になるのですが、ほとんど必ず運転手さんに届く声量で”Thank you!”といって下車していくのです。
日本でも「ありがとうございました。」と一言添えて降りていく方もいらっしゃいますが、お客さん・運転手さんともに会釈だったり、もしくはやりとりなく下車という場合もあるかと思います。
誰かが下車する度に”Thank you!”という言葉が響き渡るバス、なんだかいいなぁと思わせてくれるそんな公共交通機関です。
by 講師Shizuka
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