仕事の仕方もお国柄がでるようで
先日、近所に住むオーストラリア人の友達と行きつけとクラフトビールのお店へ行ってきました。その時に多国籍な環境で仕事をすることについていろいろ話したので書いてみます。
ビジネスに関してはいろんな視点がありますが、私は時間の概念としてmonochronic(日本型、時間キッチリ)とpolychronic(南の島みたいな感覚。まあ来週までにやっとくわ〜など)に起因する話をし、どっちがいい?どのタイプ?と彼に質問してみました。すると、彼は使い分けてるとのこと。
私の場合、時間感覚の違いとシステムやその他カルチャーの違いにより「今日もハードだぜ」と思うのは電話交渉です。詳細は省きますが、これがわりと大変で、顔の見えない相手と電話で話し合い、内容によって私のクライアントに「相手はこう言ってるけどどうする?引く?譲らない?」と確認しながら(そしてかなりの確率で電話たらい回しにされながら)目的達成のために時には要求をねじ込み、時にはナンパチャラ男モードになって相手と仲良くなり(これむちゃくちゃ大事なスキルですからね。私は電話の向こうに仲良しが3人できた)、交渉を進めます。はっきり言ってかなり鍛えられるし、「英語話す時にミスするの怖いんです…」とか生徒に言われたら「そんなマインドじゃ、あたい即死」と伝えると思います。
彼は彼で、日本型の計画にやたら時間をかけてキチキチに決めたあと走り出すやり方と、アメリカみたいにとりあえずラフに枠組みを作って走り出し、走りながら修正を加えていくやり方の仕事について話してくれました。
「どっちがいい?」
「絶対日本」
「なんで?いろんなことが進まない原因でもあるから、アメリカ型がいいと言う日本人もいるよ」
「そこらじゅうで喧嘩しなきゃならないからストレスが尋常じゃない」
とのことでした。なるほど、やはり生の声を聞くのは楽しいですね。
by Yukari
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ライターYukariのプロフィール
イギリス留学後、英会話講師を経てフリーランスで翻訳・通訳の仕事に携わる。都内広告代理店にてグローバルマーケティングリサーチャー、官公庁関連施設にて通訳、医療情報サイトエムスリーにて医療翻訳記事執筆
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