コンセントは英語で何と言うでしょう?
こんにちは!
少しずつあたたかい季節になってきましたね!
入学や卒業、進学のシーズン、もう桜が咲いている地域も多いのではないでしょうか?
桜の花と言えば日本ですが、ここカナダにも意外とあちこちに桜の木があり、最近ちらほら咲き始めています。
英語に取り入れられた日本語
桜には Cherry Blossoms という英語が使われますが、日本語の単語の中には、「Sushi」「Kimono」 「Ninja」など、日本語の音がそのまま英語で使われているものもありますよね。突然ネイティブの方から日本語が飛び出す事があるので、そんな時はちょっと親しみを感じます。

カタカナとして取り入れられた外来語
もちろん、英語もそのままの形で日本の言葉に取り入れられたものがたくさんありますよね!
英語に限らず、外国から来た言葉はカタカナで表記されることがほとんどですが、「カタカナ=英語」となんとなくとらえがちですよね。そんなカタカナ語の中には、実は英語以外のものが意外と多いんです。
カタカナでそのまま英語として通じるか?
例えば以下の単語、英語でもそのまま使える言葉はいくつ入っていると思いますか?
ピーマン
コンセント
ホチキス
ペンチ
マーカー
デカフェ
答えは「0」、もしくは、かろうじて「1」になります。
(理由はのちほど)
コンセントは通じない
なので、例えば携帯の充電がしたくて、”Is there a consent here?” (コンセントある?)と聞いても何を探しているのか英語圏の方には見当もつかないのです。もちろんそのまま同じ意味で使える単語も多くあるので、どの単語が同じでどの単語が使えないのかが見えにくいのがカタカナ語の難しいところですよね。
デカフェは一応英語ですが
ちなみに上記の中では唯一「デカフェ」が英語からそのままの意味で取り入れられて使われている言葉です。こちらは発音を日本語のようにアクセントを軽く「カ」と「フェ」に乗せて、母音の エ の音をはっきり発音してしまうと、やはり伝わりません。
(↑こちらが、「かろうじて「1」」の理由でした)
英語だと“Decaf” と綴られるこちらの単語、もし発音をカタカナ表記にするなら「ディーカㇷ」(アクセントは最初の ディー 、ㇷは子音のみなのではっきり音にはならない)になります。
同じと言えば同じでも、発音の違いの問題で伝わらないものも潜んでいるため、やはりカタカナ語にはちょっと要注意です。
「コンセント」でもコミュニケーションが成り立つかも
とはいえ、間違って使った時にも、ネイティブの方は「何か探しているけど、“コンセント”って一体なんの事だろう?」と考えて「もしかしてこれの事?」と聞いてくれたり、「“コンセント”ってなんのことかもう少し説明してくれる?」など、わかろうとコミュニケーションをとってくれる事がほとんどです。
そして通じた際に、“Oh, you mean outlet!”(ああ!outlet (コンセント)のことか!)と正しい単語をくれる事も多いので、そんな時は新しい単語を覚えるチャンスですね!
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〈英単語が気になった方への答え合わせ〉
ピーマン Green pepper
コンセント Outlet
ホチキス Stapler
ペンチ Pliers
マーカー Highlighter
デカフェ Decaf
by 講師Shizuka
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