カセットで「ヒアリング」の練習をした時代
前回は、夏休みを利用してマサチューセッツ州にホームステイに行くんです、というところで終わりました。(前回の投稿)
つづきです。
「ヒアリング」の勉強に精を出す
このホームステイ・プログラムに参加する日本人は全部で10数名いたと思います。
年齢的には小学生から高校生を中心にして、大学生や大人の方も若干名いらっしゃいました。
男女比でいうと女の人のほうが多かったです。おそらく2:8くらいだったでしょう。
出発が近づいてくるにつれて、メンバー同士が集まる機会も増えてきて、それなりに仲良くなっていきます。
ほとんどの人が海外は初めてかそれに近い状態だったと思います。
肝心の英語力はどうだったかというと、劇的な進歩をした人というのはいなかったかもしれませんが、皆楽しみながら英語を学んでいる雰囲気はありましたね。夏休みにアメリカにホームステイに行くんだ、ということに期待が膨れ上がっている感じでした。
円高、バブルの時代
ちょうどこのころ(1988年です)は円高が進んで1ドルが120円台になった頃で、海外旅行へ行く人が増えだした頃だったように思います(いわゆるバブルに入ったころ)。今の感覚でいうと対ドルで120円で円高かと思うでしょうが、その数年前までは円はドルに対して200円台でしたからね。
カセットテープで「ヒアリング」を勉強した最後の世代
個人的に自分はどうだったかというと、自分なりにがんばって英語は勉強していました。近くの大きな本屋さん(横須賀中央にあった平坂書房)にいって、「ヒアリングを鍛えるのだ」といってカセット付きの音声教材なんかを買ったりしてました。
カセットというのも時代を感じますが、当時はリスニングというよりも「ヒアリング」という言葉がよく使われていましたね。アルクという会社の「1000時間ヒアリングマラソン」という英語教材が雑誌をみると必ずといっていいほど広告に載っていたような時代でした。音楽や音声教材のメディアもカセットから徐々にCDに移行していったような時代でした。
リスニング教材を探すには今は恵まれた時代
そう考えると、今は本当に英語の生音に触れる機会には恵まれています。インターネット、衛星放送、デジタル配信などなど手軽になんでも英語の生音に触れられるので、教材を選びに外にでる必要すらないですよね。
とにかく、そんなこんなでアメリカに行く前に耳を慣らすぞと、ラジカセで「カセット」を何度も聞いて「ヒアリング力」を上げることに精を出したのです。
つづく(つづきへ)
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