スケートボードの英語表現
こんにちは。
東京オリンピックが閉会しました(the Tokyo 2020 Olympic Games ended )。
スポーツ観戦ざんまいの17日間でした。トップアスリートのパフォーマンスを観ることができて、どの競技も感動しました。
なかでも新しくオリンピックに採用されたスケートボード(skate boarding)は、日本人選手の活躍もすばらしかったですし、何より観ていてとても楽しかった!
ストリート文化(street culture)から生まれたスポーツと言われるスケートボード。エクストリーム・スポーツ ( extreme sports )、アクション・スポーツ(action sports) と呼ばれ、 Xスポーツ(X sports) と略されることがあるそうです。危険さや華麗さなどの過激な(extreme)要素を持った、離れ業を売りとする スポーツ の総称とのこと。
オリンピックで新しく採用された競技には、今まで知らなかった言葉や表現が使われていて、興味深いです。スケートボードなど米国で生まれた競技はオリジナル用が英語ですので、競技のおもしろさと同時に、英語での競技用語や表現も学べます。 また「業界」のことも知ることができて、色々な楽しみ方でできますね。
スケートボードは今や、一大産業となっているようです。
Skateboarding is an action sport originating in the United States that involves riding and performing tricks using a skateboard, as well as a recreational activity, an art form, an entertainment industry job, and a method of transportation. Skateboarding has been shaped and influenced by many skateboarders throughout the years. A 2009 report found that the skateboarding market is worth an estimated $4.8 billion in annual revenue, with 11.08 million active skateboarders in the world.
スケートボードは米国で生まれたアクション・スポーツ。乗ってすべるだけでなく、ボードを使って「トリック」と呼ばれる技を繰り出す競技。スケートボードはレクリエーションだけなく、アートの一種として、またエンターテインメント産業の職業のひとつとして、そして移動の手段としての側面を持つ。多くのスケートボーダー達が年間を通して、「スケートボード業界」を形作り、業界に影響を与えている。2009年のリポートによると、スケートボード市場は年間収益でみて48億米ドルと推計されている。世界のコアなスケートボード人口は1,108万人。(筆者抄訳)

<英語のスケートボード用語は楽しい>
経済面もさることながら、スケートボードにはストリート文化と融合した独特のカッコよさがありますね!
技(trick)のネーミングもカッコいい!ひとつひとつのtrickは複雑すぎて初心者の筆者には手に負えないので省きますが、この競技ならではの言葉や表現があるようです。オリンピックの新競技を観ながら新しい英語の言葉や表現を知るのも、楽しいですね!
以下にいくつか挙げてみました。
Trick 技
Make (技が)成功する
Make Story ボーダーひとりひとりの技の構成
540 体を 180度半回転 360度一回転 540度一回と半分回転 する技。「バックサイド540」もある。
sketchy トリックをメイクしたけれど完璧ではなく微妙なとき。He is sketchy など、イケていないボーダーの意味もある。
<日本語のストリート語は英語でどう言う?>
オリンピックではスケートボードのストリート競技で、解説者の独特の言葉使い(オリンピックらしからぬ?ストリート系のしゃべり)が話題になりました。英語でも日本語でも言葉は生きていて、どんどん変化していると実感した次第です。
オリンピックでの解説者が使った言葉をいくつかご紹介します。みなさんなら英語でどのように言いますか?
ゴン攻め go aggressive あるいは和製英語っぽいですがGON attack なんていいですね!
ビッタビタにはめる s/he made it perfect!
やっべー unbelievable! ぐらいでしょうか?
すごいっすね great!
英語にすると平凡になってしますので、日本語のままで味わった方がいいかもしれません笑
このように、オリンピックの新競技を観ながら新しい英語の言葉や表現を知ることは楽しいですし、普段とは違った角度から英語を学べるのではないでしょうか。
By Acco
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ライターAccoのプロフィール
英国で経営学および開発経済学修士号取得後、ロンドンのシティ(金融街)で勤務。その後帰国し外国通信社で金融経済記者として報道に携わる。米系格付け機関、証券会社調査部で金融・経済を中心にライティング、エディティング、翻訳に従事。
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